土曜日に注目の裁判がありました。
木嶋早苗被告の栽判です。
限りなく黒に近いグレーです、でも何故確かな証拠が出せなかったのか…これだけの状況証拠が整っているのに。
本来なら『疑わしきは被告人の利益に』の原則ですから、死刑判決は出ないはずですが、裁判員裁判になって、社会常識に照らした判断が下され、死刑判決が下されました。
一般人からすると納得の判決だと思いますが、控訴によって舞台は裁判官だけで審理される高裁に移ります。専門裁判官による裁判では結果が違う可能性があると指摘する専門家もいます。う~ん、それじゃあ、裁判員裁判の意味が無くなるのではないか…と思ったりもします。
横山秀夫の『臨場』の倉石義男検死官がいれば、事件はスグに解決するのに…。
※写真はサクラの絨毯です。
筒井巧